風立ちぬ 3回観たからこそわかる感動ポイント

私は風立ちぬを映画館で3回は観た。4回だったかもしれないが少なくとも3回は観たのだ。公開中に3回も観ると一番始めに観たと時とはだいぶ違う部分で感動してしまう。今回はそんな複数回観たからこその感動ポイントを書きたい。ある意味ネタバレになるので注意。


・病気なのにしっかりと身を整える菜穂子
これは中盤あたりでのペンションっぽいホテルでのシーン。菜穂子は具合が悪くなり自室で静養しているのだが、ベランダに出た時偶然にも紙飛行機を飛ばしている二郎に出会う。その時の服装は寝間着。だがその翌日か数日後に今度はベランダにいる菜穂子に向けて紙飛行機を飛ばすのだが、その時の菜穂子は洒落着なのだ。同じくらい具合が悪いはずなのに、キレイな自分を見て欲しいという気持ちがあるのだろう。その姿勢に感動しないわけがない。


・定規を使う手つき
あの専門的な定規を使う手つきに感動する。こう書いてもチンプンカンプンかもしれないが、本当に繊細に描写されているのだ。ストーリーとは全く関係ない事柄ではあるが、3回見たからこそそこに気がついた。


この二つは最初は全く気にもとめていなかった。ちなみに、この映画では当時生きていた人が見ると結構懐かしくなるような忠実な描写が多いようだ。以前、風立ちぬ展なるものへ行った時、ちょうど自分の前に孫と来ているいるおばさんがいたのだが、劇中に出てくるタバコのチェリーを見て懐かしいと言っていた。他にも展示されている絵を見るたびに当時を思い出しているように喋っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加