写真でボカしすぎて失敗する人に読んでほしい




写真雑誌を見るとよく「美しいボケ味」「背景をぼかして云々」とボケについて紹介されている事が多い。すると、何でもかんでもボカして撮影したくなってしまう。背景をボカすと大した事のない写真でもなんだか素晴らしい写真に見えるからだ。



しかし、ボカしすぎてしまいよく見るとクッキリさせたい部分までボケてしまっているという失敗が起こる。そこで知りたいのが被写界深度という言葉。早い話が「クッキリ写る部分」だ。この被写界深度を理解していると、ボカしすぎてしまう事もなくなる。


そうは言ってもどこからどこまでがクッキリ写るのかを撮影しながらやるのは面倒くさい。そんな時に役立つサイトが http://shinddns.dip.jp だ。自分のカメラのセンサーサイズを選択し、被写体までの距離とレンズの焦点距離を入力すればいい。すると絞り値に対する被写界深度を表示してくれる優れものだ。


試しにAPS-C、被写体まで1m14mmレンズで計算してみた。



1m地点にピントを合わせた場合、F1.4の時には0.864m地点から1.188m地点までピンとが合うという事だ。つまり、親が子を抱えているシーンを撮影する場合、親の顔にフォーカスを合わせると子の顔がボケる可能性がある。顔のアップを撮影しようと思い20cmまで近づくと、ピントの合う範囲はわずかに1.3cmしかなくなってしまう。鼻先にピントを合わせると瞳はボケてしまうだろう。このようにして撮影前に考える事が出来るのでいざ撮ってみて失敗したという事が少なくなる。


ちなみに、この計算で出る数値はあくまでも目安だ。カメラやレンズ、画像処理エンジンの性能によって数値は多少変わるからだ。それでも、この被写界深度を頭の片隅に入れておくと意外に役に立つ。ぜひお試しあれ。

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