免許合宿の感想と体験談 in 東新潟自動車学校

この度、免許合宿へ行って来たので感想を書く。私が行ったのは新潟の東新潟自動車学校という所だ。



何故、東新潟自動車学校?

学校の教官数人からも「何故ここ?」と言われた。他の学校が満員で仕方なく来るなど消極的な理由の人が多いようだ。

私はというと、ホテル宿泊の免許合宿を検索したら出て来たからだ。そして、その中で評判を検索したところ、東新潟自動車学校は唯一のレビュー(Googleの口コミで全レビュー件数が1件だった)が高評価だったのだ。他の学校はレビュー数は多いが教官が不親切だの横暴だのといった自動車学校らしいクソレビューが9割ほど。ならば、無評価同然の未知数である東新潟自動車学校で良いだろうと思ったのだ。わざわざクソレビューの学校に行く必要はないだろう。

ちなみに私はAT限定。今時ホームセンターの軽トラだってATですから。ちなみに来ていた人の8割9割はATだった。車を移動手段と考えるならATで十分だろう。趣味ならMTの方が楽しめるのだろうが。これは私の趣味のカメラと同じ感覚だと思う。


学校の感想

これがかなり大当たりだと思っている。もちろん、免許合宿という一回しか経験しない事なので比べようもないのだが、オススメかと言われればオススメする。

値段は二週間合宿で、約22万円。私の予想より3万円程安くすんだ。ちなみに、家から新潟までの往復新幹線代、ホテル代、朝昼飯、ジュース20本、が付いている。もちろん混雑するシーズンは高くなるだろうが。ジュース20本というのは学校の自販機で使える専用のコインを20枚もらえるのだ。

教習車は古き良きトヨタのコンフォート。私は車に全く興味がないのでこの辺は動けば何でも良いと思っている。ベンツが教習車なんて学校もあるらしいが、ふらふら運転のベンツは情けないだろう。

担当された教官は十数人だったが全員親切だった。運転のコツも走りながら教えてくれるので理解しやすい。こいつは絶対に理不尽で横暴だろうなと見た目で判断した年配の教官もとても親切だった。もし文句がある時は教習後に毎回、教官に対するアンケートを書かなければいけないのでそこで書けば良いのだ。フィードバックは大切だ。教官の教え方が分かりやすいのはこのアンケートのおかげかもしれない。

唯一の不満はお昼の弁当の不味さだ。2週間の合宿中で完食したことは一度もなかった。



ホテルの感想

私が泊まったのは『新潟コンフォートホテル』だ。

コンフォートホテル新潟1 - Spherical Image - RICOH THETA

コンフォートホテル新潟2 - Spherical Image - RICOH THETA


新潟駅前まで徒歩5分ほどと立地はいい。ちなみに、ホテル前まで毎日学校のバスが送り迎えをしてくれる。そんなホテルの感想はただ一点を除いて大満足。その一点はWi-Fiの遅さだ。高速WiFi完備とうたっているが夜は超低速である。まるでダイヤルアップ回線だ。あと朝日新聞社が無料なので靴底を綺麗にするのに使える。



授業が早く終わる日はプチ観光へも行ける。昼に行くことも時間的に可能だったが夜景が撮りたくて夜に行った。上が万代橋、下が朱鷺メッセからの信濃川と夜景だ。




授業の流れ

授業は学科と技能があり、第一段階、第二段階と二部構成になっている。第一段階の最後に修了検定と仮免試験があり、受かると第二段階がスタートする。実際の路上運転だ。学科は第一段階の応用が第二段階といった感じで第二段階だから難しくなるという事はない。合宿という特性上、学科が終わるその日に効果測定(模擬試験的なやつ。落ちると仮免試験や卒業検定が受けられない)となり、不合格だとその後の予定が狂い出すので予習が必要だと感じた。もちろん学科の授業でビデオ(このビデオがかなりの年代物で運転しているのが外車なのが面白かった。おそらく当時は免許を取って外車に乗ると言うのが若者のステータスというか、夢だったのだろう)を見たり話を聞いたりはするのだが、全部をカバーするわけではないので予習が必要なのだ。まあ予習と言っても教本を読めばいいだけだが。あとは試験の前日に問題集をやりまくれば問題ない。たまにひねくれた問題があるのでその場合は「このパターンはO、このパターンはX」と覚えればいい。


運転体験談

はじめに書いておくと適性検査はボロクソだった。最新の注意のもと運転しましょうと言う事らしい。

技能の第一段階は学校の模擬コースを走る。法律に従った運転ルールを一通り習得するのが第一段階だ。

学校に着いたその日に早速2時間乗る事になっていた。東も西も分からない状態でいきなり乗車である。自分の足がブレーキに置かれているのかアクセルに置かれているのか分からず踏み間違えて急ブレーキをされるなど七転八倒しているうちに少しずつ分かってきた。そうは言っても単純なカーブが最大の壁となって現れた。「先を見て、進路をイメージして、ハンドルを操作する」と言われ、先を見て進路をイメージするもハンドル操作を忘れ急ブレーキを踏まれる。かと思えばハンドルを切りすぎて曲がり過ぎる。ところが、別の教官と乗った時に「スピードが遅いからハンドルでなんとかしようとする。アクセルを使ってみよう」と言われアクセルを踏んで曲がると、なんの事もなくスムーズに曲がる。なんてこった! S字クランクが難関という話は聞いていたが、そのカーブでの苦労もあってかS字クランクはすんなり出来た。そんなこんなでどうなる事かと思った修了検定も合格。第一段階完了である。合宿のメリットは毎日乗車するので運転に慣れやすい事だと感じた。

技能の第二段階は実際の路上で練習をする。法律に従った運転ルールでは通用しない事を身を以て体験するのだ。

ランダムに作り出される実際の路上状況はかなりデンジャラスだ。困った事に新潟は交通量が半端なく道路も3車線ある(失礼な話、来るまでは田んぼと畑だけだと思っていた。大きな誤算だ)。対向車線と合わせると5車線もあるのだ。路上教習初日には曲がった瞬間どこに向かうのか混乱し対向車線に向かい教官に「危ない!」とハンドルを切られる体たらく。よくできたものでそんな運転でも数回乗ると慣れてくる。慣れてくるとより状況が見やすくなる。そして、交差点で無茶な右折をする。無茶とは自分で思っていないのだが、運転のプロが言うのだから間違いなく無茶なのだろう。小さい頃から日常的に見て来た「右折」は言い換えれば「松本走り」となり、それはすなわち「無茶」と置き換えられるのだ。その後も数回「まだ早いよ!」と言われる。逆に自分が直進左折の場合、相手の右折にかなり気を配れた点は自画自賛する。それに練習車のせいか他の車も結構気を配ってくれる。ありがたい。実にありがたい。ちなみに、標識の速度を守ると後ろが結構詰まってくるが、この速度を守らないと卒業検定で減点されてしまうので気にしてはいけない。頑なに速度を守る。後ろで「遅い!」と思ってる運転手も通った道なのだからお互い様だ。

技能の第二段階では縦列駐車と方向転換もする。卒業検定でも出る課題だ。ただ、これは学校の模擬コースで行うので縦列の間隔が時と場合で違う事はなく、すぐにコツが掴める。

そしていよいよ卒業検定。普段が50分の運転に対して卒業検定は約30分なので集中しやすい上、今まで走って来た道路なので危険予測はしやすい。が、車道を行くフラフラ自転車のババアが現れる。おいおいと思いながらも対向車線にはみ出し抜かす。しばらく行くと渡るのか渡らないのかハッキリしないジジイが登場。止まって数秒待つも微動だにしないのでそのまま通過。そして魔の交差点。案の定、絶妙のタイミングで黄色信号。一瞬考えたが足はすでにアクセルを踏んでいた。「やらかした!!」と思うも仕方がないのでそのまま進む。そんなこんなで最後に「あそこの交差点は止まるべきだったね」とアドバイスをもらい卒業検定は終了。無事合格。


まとめ

今回、合宿に行き一応は運転できる技術を身につけたと判断されたわけだが、正直運転をしたいとは思わない。やはり、どう考えても自動運転車の方がはるかに安全だと思うからだ。授業では死角についても勉強したが、自動運転車に死角はない。夜間運転の視野の悪さも体験したが、それもセンサーを搭載した自動運転車ならば容易いだろう。さらに、人が運転すれば初体験になる道も、10台の自動運転車が通った道なら乗っている人が初めて通る道でも車は10台分のデーターを取得済みで通る事となるのだ。

自動運転車の事故をニュースで聞くが、その事故もよくよく見るとヒューマンエラーであったりする。何よりも人は運転経験を積むと技術が上達するが、あるところから衰退し始める。原因は加齢だ。私が合宿している時にも多くの高齢者ドライバーを見たし、高齢者教習に来る方々を見たがなかなか恐ろしいものだった。杖をつきながらヨボヨボと車に乗り込むのだからたまったものではない。バイパスの出口でどっちつかずの位置を走行する老婆には冷や汗が出た。一方、自動運転車となれば時間が経過するほど自動運転の技術は向上していくのだ。道路を運転の上手い人と下手な人が玉石混交で走る事が間違いなのだ。全て自動運転車に置き換われば事故はなくなるだろう。自動運転車が一年でも早く市場に出てくれる事を願う。

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