マクロレンズがないならエクステンションチューブを使えばいいじゃない! FUJIFILM MCEX-16mm

FUJIFILMのエクステンションチューブ、MCEX-16mmを購入したので紹介したい。想像以上にマクロ撮影が可能になって大満足である。



マクロレンズが欲しかった

ほんの少し前、FUJIFILMから新しいマクロレンズが発売された。XF80mm F2.8等倍マクロレンズだ。本当はこのレンズが欲しかったのだが、いかんせん大きく(というか主砲だ)値段も高い。実際に撮影して見たが確かに素晴らしいレンズで、ポートレートにも使えるので10万円でも納得はする。ただ、コンパクトを求めてCanon 7Dから買い換えたのだから、こんな巨大なレンズを持ってしまっては本末転倒とも言える。10万円ならばパナソニックのGX7m2とライカのマクロレンズを買うのとほぼ同額だ。そうしようかとも思った。4Kフォトも魅力的だ。ただ、私の人生において鳥を撮ろうと思った事があっただろうか? ない! では電車を撮りたいと思った事があっただろうか? ない! ならば4Kフォトは必要ない。そんな自問自答を繰り返しながらふと思った。エクステンションチューブでもいいのではないか?
エクステンションチューブとは、早い話が単なる鉄の輪だ。どこのメーカーも自社レンズ用に出していると思う。非純正品だと3000円前後、安いもので数百円。私はFUJIFILMの純正品を買ったので8000円した。純正品はピント調節や露出調節などがしっかりされる。マニュアルのみで撮影する人は安物でも問題ないだろう。



MCEX-16mmか? MCEX-11mmか?

FUJIFILM公式のエクステンションチューブは2種類出ている。なぜMCEX-16mmを選んだのか、この表を見てほしい。



MCEX-11mmを買えば私の持っているレンズ全て(FX14mm, XF35mm, XF18mm-55mm)で使用できる。しかし、XF14mmで使えば撮影倍率も0.88倍とかなり大きい。しかも、レンズのワーキングディスタンス(レンズの先頭から被写体までのピントがあう最短距離)に注目してほしい。3mmである。3センチではない、3ミリだ。花を撮影したとして風が吹けばぶつかってしまうだろう。実用的ではない。

それならばとMCEX-16mmに注目した。XF35mmで使った場合、撮影倍率0.61倍、ワーキングディスタンス55mm。FUJIFILMのXF60mmマクロレンズは撮影倍率0.5倍なので撮影倍率だけで言えばそれ以上という事だ。被写体との距離も5センチあれば手持ち撮影ができそうだ。XF18mm-55mmで使った場合、ワイド端では使い難そうだがテレ端では問題なさそうだ。それにこのレンズは手ぶれ補正が効く。といった理由からMCEX-16mmを選んだ。


実際の写真

MCEX-16mm非装着。撮影可能な最短距離、そしてトリミングなしの写真。ブログ上で圧縮されるので画質は考慮しないでください。



MCEX-16mm装着。撮影可能な最短距離、そしてトリミングなしの写真。ブログ上で圧縮されるので画質は考慮しないでください。



エクステンションチューブのデメリット



マクロ撮影ができるようになるならば、常に装着しておけばいいと思えるがそうは問屋が卸さない。非装着時で撮影できる範囲でピントが合わなくなってしまうのだ。上の写真のカメラ位置ではピントが合わない。そして、マクロレンズ用に設計されていないレンズを強制的にマクロレンズにしているので四隅の解像度が落ちる、Exif情報が不正確、収差補正が機能しない場合があるなどのデメリットもある。マクロ撮影用に設計されたマクロレンズではこれらがない。そうは言っても数千円で手に入れられると考えればそれらのデメリットは許せると私は思う。それになにより、試し撮りでも今の私にとって満足いく写真が撮影可能になった。


という事で、マクロレンズが欲しいが金がない。大きくて邪魔くさい。という人はまずこのエクステンションチューブを試してみるといいだろう。おすすめである。

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