Free Wi-Fi 00000JAPANは危険じゃない!



00000JAPANは危険なのか? 私は危険だとは思っていない。その理由をいくつか紹介しよう。

00000JAPANとは

00000JAPANは災害時などに解放されるフリーのWi-Fiスポットの事だ。パスワード入力無しで誰でも利用でき、今回の『平成30年7月豪雨』でも解放された。LINEによる安否確認や、ウェブサイト、radikoによる情報収集など、インターネット回線を利用するサービスが主流の昨今では水や食料と同様にインターネット回線は必要不可欠なインフラだろう。

00000JAPANは危険!?

そんな災害時に役立つ00000JAPANだが、この度総務省が注意喚起を出した。パスワード無しで誰でも接続できる回線で暗号化がされておらず、結果的に通信内容が悪意ある第三者に盗み見られる危険性があるというのだ。私は「危険」とういう言葉がひとり歩きしてしまうのではと思っている。よくわからず、「危険らしい」で接続しないのでは災害時のサービスとして意味をなさない。

00000JAPANは危険ではない!

私は00000JAPANの危険性は低いと思っている。全てのウェブサービスでパスワードを使い回す行為や2段階認証を使わない方が1万倍危険だ。
ウェブにはhttpとhttpsがあり(https//www.~~~)、主流はhttpsだ。私のブログも先日httpsに対応させた。金融機関などのウェブサイトは全てhttpsだ。httpsとはそのウェブサイトと自分の端末間で暗号化通信を行なっていることを意味している。つまり、接続回線にデーターを送る前に暗号化してしまうので接続回線の暗号化、非暗号化は関係ない。
LINEもプライバシー設定でトークのやりとりの暗号化設定ができるし、Gmailでは暗号化されていないメールには警告が出るようになった。ここで注意が必要なのはこのように個人と個人がやりとりをするツールの場合、相手も暗号化設定をオンにしておかなければなんの意味もないと言う事だ。

VPNは危険!

ここでVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)で接続すれば安全というVPN神話についても書いておく。VPNは「フリーWi-Fiへの接続を安全に!」などと言った宣伝文句でよく目にする。スマホだとVPNアプリとして無料で提供されている物もあるし、設定も簡単にできる。さらに、VPNは暗号化されるだけでなく世界のVPNサーバーを経由するのでウェブサイト側にもどこからアクセスしてきているのかを隠す事ができる。プライバシー保護の役目は強い。ただし、それはまともなVPNサービスならばの話である。VPNサービスを使うならば提供元をしっかり選ばなければならない。そもそも、暗号化されていると言っていたのに暗号化されていなかったり、VPNサーバー自体が監視されていて丸見えだったりという事になりかねないからだ。Nortonなどのセキュリティ企業もVPNアプリを提供しているので使うならそう言った提供元が良いだろう。当然有料だが。

フリーWi-Fiだから危険というわけではない

最後に、フリーWi-Fiだから危険というわけではないのだ。危険なのはパスワードを使い回す事であり、http(httpsでない)に接続する事であり、2段階認証などを使わないことであり、アプリのセキュリティー設定を確認しない事なのだ。普段からしっかりセキュリティー対策をしておけばフリーWi-Fiへの接続は大した問題にはならない。

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